幸せを探しにいきませんか？ブータンを発見しよう！

ブータンは、手つかずのヒマラヤ山脈の東部に位置し、その国土の大部分は、原始林、ゾン（僧院や要塞）、起伏のある山々、緑豊かな野原、伝統的な村々です。たゆまぬ環境保護努力のもと、国土は70％が森林に覆われたままであり、世界で唯一のカーボン・マイナス国でもあります。国立公園では、汚染されていない空気、高地でのトレッキング、美しい動植物を楽しむことができます。

ブータン人は教養が高く、フレンドリーで楽しいことが大好きです。仏教の伝統を記念する壮大なツェチュ（舞踊祭）が年に何度も開催され、地元の人々は音楽や踊りに集い、祝福を受けます。 その独特な文化は、生活様式、織物、衣服、手工芸品などに広く反映されており、まさに、行ってみるに値する国といえるでしょう！

ブータンには、この国ならではのたくさんの魅力があります。ここでは、見どころをいくつかご紹介いたします。

1. パロ・ツェチュ祭

パロ・ツェチュ祭は、ブータンで最も華やかな祭りの一つで、パロ地区にあるリンプン・ゾンの中庭で行われます。ブータンの数ある舞踊祭の一つであり、100年以上の歴史を持ち、5日間にわたって行われます。最終日の早朝に行われるトンドルの儀式がメインイベントで、このセレモニーでは、400年前のタンカ（タペストリー）が建物の上から広げられます。地元の人々は家族と共に晴れ着を着て集まり、頭でタンカに触れて祝福を受けます。僧侶や信徒はシルクの衣装を身にまとい、音楽と歌の中で神聖な仮面舞踏を披露します。地元の人々や観光客も参加し、「幸せ」のひとときに浸ることができ、食も楽しめる喜びに満ちたお祭りです。

2. パロ・ゾン

パロ ・ゾンとしても知られるリンプン ・ゾンは、ブータンで最も優れた建築物の一つであり、活気に満ちた毎年恒例のパロ・ツェチュ祭りが開催される場所でもあります。これは、ドゥクパ・カギュ派の大きな仏教僧院かつ要塞であり、ゾンには釈迦の生涯を描いた絵が数多く描かれています。夜には城壁が美しくライトアップされ、要塞の頂上まで登ると、素晴らしい周囲の渓谷の景色を一望できます。ここは、ブータンのユネスコ登録暫定リストにも記載されています。

3. 国立メモリアル・チョルテン

国立メモリアルチョルテン（ティンプー・チョルテン）はティンプーにある記念仏塔です。 第3代ドゥク・ギャルポの功績を称えて建立されたもので、ブータンで最も目につく宗教的建造物です。仏塔はティンプー市の中央南部にあり、その特徴は、てっぺんに黄金の尖塔を冠した、白いピラミッド型の建造です。正面ポーチの上にも黄金の小さな尖塔があり、チョルテンには、絵、曼荼羅、彫像、第3代国王に捧げられた神殿があり、仏教の教えやその守護神を描いた像や木彫りで飾られています。

4. タクツァン僧院

タクツァン僧院は、一般に「虎の巣僧院」としても知られ、パロ渓谷上部の断崖絶壁に位置する密教ヒマラヤ仏教の聖地です。4つの主要な寺院と居住用部分があり、花崗岩の岩棚、洞窟、岩だらけの地形に合わせた独自の設計となっています。その建築上の特徴から、ブータンのインスタ映えスポットとして人気があり、ブータンの文化的象徴となっています。

5. プナカ・ゾン

プナカ・ゾン、つまり「大いなる幸福または至福の宮殿」は、プナカ地区の行政の中心地です。この荘厳なゾンはブータンで 2 番目に古く、2 番目に大きいゾンでもあり、チベット仏教の南方ドゥクパ・カギュ派の聖遺物が納められています。プナカ・ゾンは 1955年までブータンの行政の中心地であり、ブータン政府の所在地でした。ユネスコの登録暫定リストにも記載されており、プナカ・ドムチェ祭はこのゾンで開催されます。これは、17世紀のチベットとの戦争を再現する行列が行われる唯一の祭りです。

6. ブッダドルデンマ

ブッダドルデンマは、クエンセルポダン自然公園の丘の上にある巨大な仏陀像です。山を背景に座し、周囲に慈悲深いまなざしを投げかけています。この高さ 51.5 メートルの巨大像は、世界最大級の仏像であり、ブータンで最も目を見張る光景です。仏像の台座には大きな瞑想堂があり、その青銅製の胸の中には 125,000 体のミニ仏像が安置されています。また、言い伝えの1つによると、この像は世界に祝福、平和、幸福を授けるために建てられたということです。

 

ブータンは2022年9月から観光客の受け入れを再開しています。ヒマラヤ王国は、静寂と心の安らぎが体験できる人気のデスティネーションです。

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